生成AIは毎週・毎月のようにアップデートが続いており、キャッチアップしきれないという方も多いのではないでしょうか?
本記事では、2025年9月に発表された主要な生成AIのニュース・機能強化・リリース情報を日付順に整理してご紹介します。

9月2日(火)

Gensparkに「クリップジーニアス」を実装

・動画のハイライト抽出から編集、仕上げまでをAIが自動で実行
・ストーリー設計、ナレーション、字幕生成までワンストップで可能に
・生成系スキルが不要で、誰でもプロ級の動画が作れる環境に

9月3日(水)

NotebookLMの音声解説に新たなスタイルが追加

・解説のスタイルとして「Deep Dive」「Brief」「Critique」「Debate」が新登場
・用途や視聴者に合わせて最適なトーンで資料説明が可能に
・2人のAIが議論するスタイルもあり、教育や営業支援に応用可能

9月8日(月)

Google検索のAI補完に日本語など5か国語が追加

・生成AIが検索意図を補完する「AI Overview」に日本語が対応
・英語・スペイン語・韓国語・ポルトガル語にも対応が拡大
・Web版およびGoogleアプリで利用可能(日本語は一部ユーザーから展開開始)

9月9日(火)

NotebookLMのレポート機能が大幅アップデート

・要点抽出や構成案生成、結論整理など、ドキュメント整理が強化
・複数ソースを取り込んだうえでの分析機能も追加
・議事録作成・報告資料作成が圧倒的に時短可能に

Appleが「AirPods Pro 3」を発表、ライブ翻訳などAI機能を搭載

・会話中の音声をリアルタイムで翻訳・表示する機能を搭載
・翻訳精度はGPT-4レベルに相当
・耳から離さずに情報収集と翻訳が可能に

9月16日(火)

OpenAIが「GPT-5-Codex」をリリース

・ソフトウェア開発支援に特化したプログラミング専用モデル
・自然言語での指示からコードを自動生成
・GitHub Copilotとの連携強化、GitHub内でのレビュー支援も可能に

9月18日(木)

OpenAI「GPT-5 Thinking」発表、思考時間を調整可能に

・ユーザーが思考の深さを「Light」「Standard」「Heavy」で選べる
・分析・戦略・アイデア出しなど用途に応じて最適化
・処理速度と精度のバランス調整が柔軟に可能に

Google ChromeがGeminiと連携

・Chrome上で選択した文章をそのままGeminiで要約・翻訳・補足可能に
・右クリックやショートカットキーから即利用
・検索から情報整理までのスピードが劇的に向上

9月23日(火)

Alibaba、画像編集AIモデル「Qwen-Image-Edit-2509g」をリリース

・指定した領域の画像を自動編集・加工
・背景のぼかし、服装の変更、ロゴの削除などもワンクリック
・視覚的な指示で、プロンプト不要の操作が可能に

9月24日(水)

Alibaba、動画生成AIモデル「Wanz 2.5 Preview」をリリース

・テキストから自然な人物動画を生成可能に
・表情・動作・カメラワークも自動生成
・企業のマーケティングや教育用途での導入が期待される

9月30日(火)

ChatGPT、アプリ内で直接商品を購入できる新機能を追加

・米国向けの試験展開として「Instant Checkout」機能を実装
・チャット内のアイテムに対して「購入」→そのまま支払い可能に
・ショッピングサイトへの遷移不要、ECの未来を変える可能性も

AnthropicのClaude 2が進化、「Claude Sonnet 4.5」を発表

・最新モデルで構造理解・表現力・思考力が大幅向上
・プラグイン拡張機能やデータ可視化機能も搭載
・GitHub Copilotへの対抗として、開発支援領域にも強化

まとめ|9月は「日本語対応」と「実用性の進化」がカギ!

2025年9月は、GoogleやOpenAIの機能が日本語対応を拡大し、実業務への定着がより進みました。
また、Genspark・Claude・NotebookLMなどの主要プレイヤーが「伝える力」や「表現力」を強化してきたのも注目ポイントです。

10月以降も、より実用的かつ成果につながる機能追加が加速していくことが予想されます。
月1の振り返りとして、ぜひこのまとめをご活用ください!