「頭の中がごちゃごちゃしてうまくまとまらない…」
そんなときに便利なのが、AIを使った4ステップの思考整理術。
特に新しいプロジェクトの企画や戦略立案時に、このステップを使えばスムーズに全体像を構築できます。
STEP1|抽象的な話から始める
まずはざっくりと全体像をつかむところからスタート。
たとえば「新規サービスの開発を考えています。必要なフェーズや検討項目を整理してください」とプロンプトを入力すると、AIは「市場調査」「コンセプト設計」「マーケティング戦略」など、大枠となる要素を返してくれます。
STEP2|抽象的な話を具体化する
次に、大枠の中のひとつを掘り下げていきます。
たとえば「市場調査について“SMARTの法則”や“水平思考”を使って具体化してください」といったプロンプトにすると、
「30日間で100件以上の市場データを収集し、分析する方法」など、行動レベルの具体案が得られます。
STEP3|具体的な話を抽象的な話に戻す
具体的な情報が出そろったら、今度はそれらを一段上の視点に整理し直すフェーズ。
「出てきた5つの手法をKJ法で整理し、関連ごとにまとめて新たな切り口を見つけてください」と指示すれば、AIが全体像を再構築。
ここで得られるのは、単なる事実ではなく「顧客の意識」「選ばれる理由」など、本質的なインサイトです。
STEP4|必要に応じて繰り返す
整理が進んだら、さらに一歩踏み込んで再び深堀り。
「マーケティング戦略について、先ほどと同様に深掘りしてください」と伝えれば、
“顧客の感情に訴える設計”“未来から逆算する企画”など、より洗練された思考を深められます。
まとめ
・思考整理の基本は「抽象 → 具体 → 抽象」の往復
・具体化には「SMARTの法則」や「水平思考」
・抽象化には「KJ法」が有効
この流れをAIで繰り返すことで、情報の整理力も発想の深さも格段にアップします。
新規事業の構想や戦略設計の前に、ぜひこの4ステップを活用してみてください!